【今日のINPUT No.61】人生をうまく生きたかったら〇〇を習得せよ。
【結論】
人生を左右する重要な要因は「集中力」。集中力を高めるには『瞑想』が効果的である。
紹介書籍:『フォーカス』 ダニエル ゴールマン著
まず、なぜ集中力が人生をうまく生きられるために必要なのかからお話をする。集中力を高めることで注意して聞くので理解力、記憶力が高まる。相手の感情分析ができ、作業の効率や対人関係を円滑になるなどの効果がある。
現代人はこの集中力が欠如していると言われ、その原因がスマホである。世の中にスマホが浸透し、情報過多や通知も沢山くるようになった。内容を考える暇がなく、文章もタイトルだけで判断したり、斜め読みなど、深く検討しなくなった。このおかげで集中力が欠如しているのである。
集中を乱す原因は二つあり、それは「感覚的なもの」と「情動的なもの」がある。
感覚的なものは、本を読んでいるときに余白が気になるとか、部屋の柄に気がいってしまうなどのことである。
一方の情動的なものは周りの話が聞こえる、自分が呼ばれたりするものである。集中力を阻害するのはこの情動的なもので、いかに無視できるかが集中力を持続させる鍵となる。
※集中力がある人はこれらを無視できるのである。
集中力が散漫になるとマインドワンダリング(心の会話、自分の中で反芻される)が発生し、集中力がない人はこれがよく発生される。
一つのことを習得するためにかかる時間として、1万時間の法則があるが、これはただ時間が確保できればいいのではなく、あくまでも集中した時間が1万時間必要ということである。話は逸れたが、この法則を乗っ取るためにも、集中力を鍛えることは重要で、意識的な練習が必要なのである。
では、集中を育てる方法とは何か、それは『マインドフルネス』である。
マインドフルネス習慣の効果としては、脳の「注意の割り当てを決める機能」が向上されることにある。これにより、注意の向け方と向ける意識が強くなり、集中力が途切れない機能が強くなるのである。
マインドフルネスの中でも「瞑想」は取り入れやすく、特に挫折して立ち直るのが遅い人、傷つきやすい人に向いている。
1日20分、4日続ければ効果が出ると言われているので、すぐに取り掛かってはいかがだろうか。
呼吸瞑想のやり方としては以下の通り。
・背筋を伸ばす
・目を閉じてもいいし薄く開くのであれば斜め前を見る感じで。
・息を吸ったときにお腹の動き、息を吐いたときも体の動きに集中し、今を感じるようにする。
・何か頭の中に浮かんでも今の意識に戻ることすれば良い
#瞑想 #集中力 #注意力 #マグの本紹介
【今日のINPUT元ネタ】
■voicyチャンネル
マグの一冊|本紹介チャンネル
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■放送タイトル
頭の中が反芻しているのは注意力不足|フォーカス
■放送日 2021/10/12