【今日のINPUT No.65】思い通りにならない!そんなイライラを感じなくするためには〇〇をしろ!
【結論】
人生は思い通りにならない、そんなイライラが起きないよう、心の成長が必要である。心の成長をされるためには日頃から自身に程よいフラストレーションを与えるトレーニングをせよ。
今回は自分の心の成熟度を測る基準についてお話しする。基準はいくつかあるが、その中の一つに、思い通りにならない時にどう思うのかという、フラストレーション耐性がある。
人生の大抵のことは思い通りにならない。人はつい、相手がこういうことをしてくれるだろうという期待をしてしまうが、そうならない事の方が圧倒的に多い。人は自分の期待通りにならない時にイライラしたり、相手を変えたい、コントロールしたいと思ってしまう。
これは人間関係だけではなく、電車が来ないとか、配送が遅れているとか、そういったことも当てはまるのである。人生には色々ある。自分の人生を快適に過ごすためにはフラストレーション耐性が必要なのである。
1990年後半からクレーマーは増え始めたと言われている。現代人はこの耐性が無くなってきているのである。電話で怒りの電話をしたり、モンスターペアレントもこれによる。
何故フラストレーション耐性が脆弱になってきたのか。それは生まれた時から世の中が便利になってきていることによる。部屋の温度はエアコンで操作できるし、わからない事があればネットを検索すれば出てくるのである。こういった世の中により、ストレスの免疫ができていないのである。
程よいフラストレーションによって人の心は成長するため、何でも思い通りになるのは心にとっては良くない事なのである。
では、どうすればフラストレーション耐性が鍛えられるのか。それは自制心を要することを続けると良い。例えば、姿勢を良くする、日記を書く、皿洗いをするなど、日常のちょっとしたフラストレーションになることを自ら課すのである。これを続けることで耐性が鍛えられるのである。
一つ注意しなければいけないのが、これはストレスに耐えればいいわけではない。ストレスは溜めない、解消している事がぜんていで、あくまでも自らの意思で作れるフラストレーションが大事な為、日々の生活の安心安全が確保されている上で試してみてほしい。
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【今日のINPUT元ネタ】
■voicyチャンネル
自己実現の心理学 @野口嘉則
野口嘉則(心の専門家・作家)
■放送タイトル
自分の心の成熟度を測る基準
■放送日
2021/10/17