【今日のINPUT No.111】「焦らない」ってかっこよくないですか?落ち着いた性格を作る3つのスキルとは?
【まとめ】
焦る気持ちは「行動」で落ち着かせよう。心は体と、体は心と繋がっている。
いつも落ち着いている人を見ると、その人の性格の特性と思うことはないだろうか。「焦らない」メンタルは「性格」ではなく「スキル」で手に入れることができる。今回は「焦らない」メンタルになるための3つの方法について紹介する。
あなたはこんな時に焦った経験はないだろうか。
「失敗した時」、「抜け漏れが見つかった時」、「時間がない時」、何かを挽回しようと急いでいたり、焦って資料作ったりしても大抵はうまくいくことはない。「焦り」は成功を引き寄せないのである。以降、「焦らない」ための方法について紹介する。
①ゆっくり動く
焦ったときほど、「ゆっくり」話す・動く。
焦ると心拍数や脈も上がり、汗もかく。これがまた周囲に伝わって焦りを誘発する。こんな時は身体的にゆっくり動くことで気分も和らぐのである。
②見える化する
わからない事がわかれば焦りは消える。
「わからない」から焦るのである。何がわからないのか、わかっていることはどんなことなのか、焦りを生んでいるタスクについて、みんなで書き出して見える化するとよい。
③俯瞰して見る
焦っているときは近視眼になりやすい。一旦離れて見る事で、状況がわかるようになる。
一緒にタスクに取り組んでいるチームがいれば、チームのみんなに声をかけるとよい。自分が周りに声をかけることで、周りも声をかけ合うのである。声をかけ合う事で、自然と落ち着いてくる。
このように焦った時に、自分が心がける行動を決めておくと、焦る場面でも少しずつ焦らなくなるが、これら3つに加え、「段取り」をしっかりする事をお勧めする。
段取りとは、ことがうまくいくように前もって用意することであり、先読みの行動のことである。相手から何を言われるのか、相手を想像して先手を打っておくとそれだけでも気分は落ち着くのである。この段取り力を上げるためには、「やり直し前提で日程をくむ」事が効果的であろう。そもそも焦らなくする準備をしておくことも、今回紹介した3つの方法に加えて覚えておきたい。
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【今日のINPUT元ネタ】
■Voicyチャンネル
ちょっと差がつくビジネスサプリ
■放送タイトル
第650回 仕事に役立つABC『「焦らない」はスキル』
■放送日
2021/12/1