【今日のINPUT No.155】 繰り返しバイアスの活用テクニック
人は繰り返し同じ内容を聞かさせると、その内容が重要だと思ってしまう。
今回は「繰り返しバイアス」について共有したい。
繰り返しバイアスの使い方としては以下のようなことが考えられる。
①組織やチームに目標を浸透させたい
②上司に企画を通したい
③他のものに目を向けさせたい
①組織やチームに目標を浸透させたい
会社の方針や目標など上位概念になるほど、従業員はなかなか内容を理解してくれないもの。
会社の方針を社内に浸透させたかったら、経営層が従業員に話をする際は毎回同じことを冒頭で言うなど、が必要である。
②上司に企画を通したい
こんな企画できない、なぜやるのか。
こんなことを言われたことがある人もいるだろう。
しかし諦めずに企画をぶつけ続けてほしい。
何回も当て続けると、次第に上司の反応が変わってくるものである。
③他のものに目を向けさせたい
本来目を向けたくないものから逸らすためのテクニックとして使うこともできる。
株主総会などで、株主から指摘がきそうな内容があった場合、その内容から目を背けさせるために、何回も登場させるワードを決めておくのである。
何回も出すとそれが重要なことを逆手に取ることもできるのである。
繰り返されることは重要なことと認識するが、繰り返しされる内容が本当に意味があるものなのかは考えなければいけない。
【今日のINPUT元ネタ】
■Voicyチャンネル
ちょっと差がつくビジネスサプリ
■放送タイトル
第683回 ビジネスWikipedia 『繰り返しバイアス』
■放送日 2021/1/13
#Voicy
#繰り返しバイアス