in & out (いぬとねこのビジネスネタ日記)

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【今日のINPUT No.166】 よい仮説をつくるために気をつけるべきこと3選

今回は「ぼくらの仮説が世界をつくる」から、よい仮説をつくるためのポイントを3つ共有したい。


その前に、まず仮説とは、「現時点で1番確からしいもの」である。

よい仮説にたどり着くまでには、仮説を作って、情報集めて、仮説をまた作って、実行して検証を経て、新しい定義を作り出すのである。


このように、よい仮説を作るためには以下のポイントを考えてみてもらいたい。


①宇宙人の視点

初めて地球に来た感覚で物事を見ること。

あなたの当たり前は当たり前ではない。

それに気づくには、本来色々な経験や真逆の経験が必要ではあるが、この視点を持っていると気づきやすい。


②面白さ=親近感×質の絶対値

特に質の考え方には法則がある。

それは、2対6対2の法則である。

その割合は熱狂的なユーザーが2、普通のユーザーが2、軽いユーザーやアンチユーザーが2といった具合である。


8割くらいの人がいいねということはすでに誰かが取り組んでいて、8割くらいの人が興味を持たず、2割の人が好反応を示すものは世の中でやっていない優れたアイデアの可能性が高い。


「2割くらいの人に刺さればよい」そんな心構えが、いい仮説、尖った仮説を作るのによいのである。


③ドミノの一枚目を倒す意識

どのドミノを倒せば次のドミノが倒れるのかを考えると、物事が進みやすくなる。

例えば、社内で新しいツールを導入する時、いきなり全社ではなく、どの部門から使ってもらえればいいのか、発言力が高い部門とか、周りが気になるところから攻めると案外早く導入できたりする。


これら3つ以外にも書籍には

④不安も嫉妬心もまず疑う

⑤仕事を遊ぶトムソーヤになる

がある。


興味のある方はぜひ『ぼくらの仮説が世界をつくる』を読んで頂きたい。

 

 

■紹介書籍

ぼくらの仮説が世界をつくる

佐渡島 庸平 著

 

【今日のINPUT元ネタ】

■Voicyチャンネル

ちょっと差がつくビジネスサプリ

グロービス経営大学院

■放送タイトル

第693回 ペライチ書評『ぼくらの仮説が世界をつくる』

■放送日 2021/1/25


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