Voicy日記No.19 ユニクロやH&M は何故ハイブランドとコラボするのか?
【チャンネル】MBの『もっと幸せに働こう』!!
【放送タイトル】
ファストファション側とハイブランド側の双方のメリットから説明。
■ファストファション側のメリット
・話題性に認知、興味の拡大
著名なデザイナーの組むことでのニュース性が生まれ、盛り上げられ、売り場も活性化する。
生産数を絞っている、専用の素材を使っているため、コラボ商品の売上は二の次と考える。
・ターゲット層の拡大
普段ファストファションを着ない人にもアピールでき、とくにユニクロは素材がいいので、手にとってもらえれば選ばれる可能性が生まれる。
・社内デザイナーの育成に役立つ
素材の使い方やものの捉え方など著名のデザイナーとコラボすることで刺激、学びになる。実際コラボ後、通常の商品の質が向上した。
■ハイブランド側(デザイナー)のメリット
・大企業のとの実績づくり
自身のポートフォリオの中に世界展開した、あらゆる人に手に取ってもらえた実績ができる。
・大企業のやり方が学べる
マーケティング、開発の進め方、生産方法などが学ぶことができる。デザイナーは職人気質なため、何故これが売れるのか、大きな視点でのものの見方が学ぶ事ができる。
コラボは下手をするとブランドを下げることにつながってしまう。そのため、ブランド名よりはデザイナー個人とコラボする事が多い。
そのため、企業側はどこかのブランドのディレクター就任前に契約するとか、ジルサンダーのようにブラントはあるけど当人なブランドに関わっていないなど隙間を狙う事がポイントである。