in & out (いぬとねこのビジネスネタ日記)

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VoicyまとめNo.29 株の分析の3つのワナとは?

【チャンネル】

耳で学ぶ株式投資チャンネル

もりぐち@株の投資家

【放送タイトル】

株の分析の3つのワナとは?

【放送日】2021/09/12

 


 個別銘柄の分析の際の3つの注意点についての放送である。

【注意点】

①上昇にバイアスがかかりやすい

②評価軸がバラバラになりやすい

③結果、損切りが遅れやすい

 

① 上昇にバイアスがかかりやすいについて

 銘柄を分析する際、対象としてついつい株価が上がっている銘柄を選びがちの傾向にある。その際には株価が上がっている上昇要因だけに目が行きがちで、肝心のリスク要因への注意が置き去りになってしまうことがある。

 銘柄選定のきっかけも興味がある、上がりそうな銘柄であり、分析にも時間かかるので、分析時間をかけただけその銘柄が当たると思い込んでしまう、サンクコストには注意が必要。

 リスク要因は有価証券報告書には書いてあるので、それに目を通す事は必須である。


② 評価軸がバラバラになりやすい

 これが3つの中で最も大切な事である。分析作業も何のためにやるのかを忘れがちになる。当然、分析精度を上げていきたいと考えているはずなので、分析をするたびに感覚的にいい、悪いを決めるのではなく、評価軸をしっかり持って行うべきである。

 判断軸がないと成長しようがないし、この評価軸も何度も見直すことを想定して取り組むこと。評価は数字であるとわかりやすい。


③ 結果、損切りが遅れやすい

 ①、②の結果、銘柄への評価が甘くなる、危険があり、きっと上がると思うことから、上がりやすそうな情報しか頭に入ってこなかなってしまう。その結果、株の高値掴みになる可能性高くなる。


 最後に、銘柄の分析はきちっとブログなりメモなりで残しておいた方が良い。後日、気になっていた銘柄の変動で購入を考える時、過去の分析振り返ることごできる。

 分析は自分のための辞書を作り上げるという気持ちで行うと良い。

分析に伴い、自分の候補銘柄が増えていくからだ。