【今日のINPUT No.67】あなたは必要ない人材になっていないか?ブルシット・ジョブは見つめ直すきっかけに。
【結論】
ブルシットにしない心構えと行動が自分を必要な人材に変える。
■紹介書籍
『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』
著者: デヴィッド・グレーバー
今回は『ブルシット・ジョブ』について話をする。
ブルシットは戯言、デタラメのことで、ブルシット・ジョブとは、やっている本人ですらどうでもいいと思う仕事だが、やる意味はあると偽りながらやる仕事のことである。
こういった仕事は結構身近なところにある。5つに分類された仕事を紹介する。
①とりまき
相手に偉そうな気分を味わせる仕事で、基本的に誰かにやってあげるものを指す。
例えばドアマンや秘書もこれに当たる。
②脅し屋
雇用してくれた人のために相手を攻撃する仕事のこと。例としては企業弁護士やロビーストを指す。度を過ぎるとただの脅し屋になってしまう危険あり。
③尻拭い
人のミスを修正する仕事のこと。リカバリーはマイナスをゼロにする行為であり、プラスの価値を生むことはない。
④書類穴埋め人
組織が普段やっていないことをやっていると主張する仕事のこと。社内報や広報なども場合によってはそれに該当し、経営者への報告で自分のチームをアピールするために、やってもないことも自分がやったと主張する仕事はもってのほかである。誰が聞いても100%納得する仕事をすべきである。
⑤タスクマスター
プロジェクトリーダーなどで、他人にただただ仕事を割立てる、進捗を確認するだけの仕事のこと。その人がいてもいなくても問題ない仕事のことで、本来プロジェクトリーダーはただタスク管理ではなく、課題と優先順位付けや、遅れを助けるが本来の仕事である。
このような話を聞くと、自身の仕事を見つめ直すきっかけになるのではないか。
#キャリア #ビジネススキル #チームビルディング
【今日のINPUT元ネタ】
■voicyチャンネル
ちょっと差がつくビジネスサプリ
■放送タイトル
第619回 ペライチ書評『ブルシット・ジョブ』
■放送日
2021/10/19