in & out (いぬとねこのビジネスネタ日記)

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【今日のINPUT No.103】相手のことが見えてますか?あなたの話が一方通行になる理由

【まとめ】

「観察力」を鍛えることであなたの悩みは全て解決する。コミュニケーションは言葉だけではない。表情、抑揚から相手と自分の理解度を観察しながら話すことで、よりお互いの理解が深まるのである。

 

 

 今回は「観察力」を鍛えることで、自身の話し方も良くなることについて話をする。

 人に何かを伝える際、あなたの言葉の奥にあるのは、「伝えたい!」という「想い」ではないだろうか。まず、話す言葉、話し方の土台には「想い」があるという前提で話をする。

 コミュニケーションで大事なのはこの「想い」を理解することである。相手との話が続かない、話をしたけど相手のことがよくわからないと思う人は、「想い」の掘り下げ方ができていないと考えられる。

 例えば、「今日はいつもと違う経路で来たんです。」と言われた時に「何で?」と思うだろう。このように、どのようなことがあってその行動をしたのか、行動のきっかけを掘っていくことで「想い」に近づくことができるのである。

 これは逆に自分が相手と話す際にも気にかけると良い。行動だけではなくその背景も伝えるとより相手もあなたのことを理解しやすいのである。

 行動の裏にあることを言語化するために「観察力」が必要になってくるのである。自分が何故その行動をしたのか、意識的に観察していくことで鍛えられる。加えて、相手への観察として、相手の表情や声の変化、会話の流れにも気を配ることができると良い。相手や自分、向き合っている対照に集中するのである。


 ただ、「観察」はいうほど簡単ではない。それは人は思い込みの生き物だからである。これが、観察を阻むので、観察すべきポイントを意識する必要がある。


 また、抽象的な言葉にも注意したい。「明るい人ってどんな人?」あなたが持つ「明るい」と相手が持つ「明るい」は同じだろうか。抽象的な言葉に対する相手の解釈、奥にあるイメージをつかむと会話はより深まっていく。


 このように、思い込みやわかった気にならないことが「観察力」を高める一歩目である。相手はことがわかればわかるほど疑問が生まれる。これは初めて取り組むこともそうである。やってみることで、自分が何がわからないのかがわかるのである。もっと知りたい!その気持ちが観察意欲を沸かせるのである。わからないことを認識することで「好奇心」は生まれていく。


 繰り返しになるが、思い込みやわかった気にならないこと。わかっていない前提で考える。これが「観察力」を身につける心構えである。

 

 

■紹介書籍

観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

佐渡島 庸平 著

 

#Voicy #高山ゆかり #観察力 #スキルアップ #話し方


【今日のINPUT元ネタ】

■voicyチャンネル

話し方のハナシ

話し方講師 高山ゆかり


■放送タイトル

【高山図書室】観察力を鍛え、そして観察力を観察したくなる本!味わい深い!


■放送日 2021/11/24