【今日のINPUT No.167】 相手への気遣いできてますか?できる人のメール術
今回は「あなたの評価を上げるメールの書き方」について共有したい。
評価を上げるのは正しく書くことではなく、相手に寄り添ったメールを書くことである。
以下に残念な例と真似するべき事例を提示する。これをもとに、どのような文章が気遣いにつながるか、確認してもらいたい。
■残念なメールの例①
〜の確認をしたく連絡しました。
こちらお願いできますでしょうか?
このような文章を見たとき、まず「こちら」が何か疑問にも思うのではないか。
また、お願いの仕方が一方的でもある。
【訂正例】
こちらお願いできますでしょうか?
→お願いすることは可能でしょうか?
このように少し謙って確認する方がよい。
■残念なメールの例②
以下のように進めてもよろしいでしょうか?
〜までに全てを見て頂く流れとしたいです。
こちらもかなり一方的な言い方に見えるだろう。
【訂正例】
〜までに全てを見て頂く流れとしたいです。
→全てを見て頂けると幸いです。
ご都合が合わないときはおっしゃってください。
■残念なメールの例③
こちらを明日の午後までに確認いただけないでしょうか,
スケジュールですが、変更なく進めていく予定です。
かなり一方的な表現の上、送った時間によっては(前日の1830とか)時間がタイトすぎる。相手が次の日の午前中に何があるかわからないまま配慮なくお願いをしているのだ。
【訂正例】
スケジュールですが、変更なく進めていく予定です。
→ご確認頂くことは可能でございますでしょうか。
もしご都合が悪い場合はおっしゃってください。
■評価を上げる好事例①
〇〇様にはいくら感謝しても足りないほどです。
本来であれば対面でご報告、ご挨拶するべきですが、、、
真似したいところは感謝の気持ちを丁寧に表現されているところ。
■評価を上げる好事例②
突然のご連絡にも関わらず早速のお返事、ありがとうございます。
相手がおそらく思っていることを想像しているかどうかが大事。
■評価を上げる好事例③
お久しぶりにお目にかかれることを楽しみにしております。
感情を表すところもそうであるが、ここでは返し方についてお話ししたい。
このような場合は「私も楽しみにしております」と行為の返報性の原理を使うと、お互い気持ちよく会うことができるのである。
【今日のINPUT元ネタ】
■Voicyチャンネル
1日5分 スキルUPラジオ
伊庭正康/研修トレーナー・ビジネル書著者
■放送タイトル
できる人のメールの文面はここが違う
■放送日
2022/1/27
#Voicy
#伊庭正康