Voicy日記No.16 交渉で大事なのは「お化け」|ドイツ式交渉術
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交渉で大事なのは「お化け」|ドイツ式交渉術
家族とのちょっとした話も含め、人間は週40時間、交渉に時間を費やしている。
どんなことに気をつけると交渉がうまくいくのかポイントを紹介している。
①相手を萎縮させる
始まる前に決着はついている。
社会的地位をアピールし、自分の立場が高いように見せる。
②制限時間を攻める
交渉の制限時間がある方が不利。時間的なプレッシャーを与えることでこちらに良い条件になるようにする。
③代替え案なしの交渉はしない
交渉が合意しなかった場合、失うものは何かを理解しておく。
それがわかったうえで、最善策と最悪策を定義し(batna)、どこが落とし所かを整理しておく。
④お化け
相手に譲歩する際に、それが重要なことであるように見せること。
例えば、早く商品を納入できないかという依頼で、簡単にできたとしても「ちょっと掛け合ってみます」とこちらの労力を見せる。
簡単に出来ることだとしても、苦労してできたと思わせることで、相手に協力しましたよと思わせる。
コミュニケーション上でも、「縦の繋がり」を意識することが大事である。