【今日のINPUT No.118】 案外できていない?!リーダーの条件とは〇〇を語れること。
【まとめ】
リーダーに求められる条件は、達成目標を示したり、進捗管理をすることではない。「組織の使命」を明確に語れることである。
今回はマーケティングで有名なドラッガー氏が語った、リーダーが必ずできなければいけないことについて共有する。
「リーダーは〇〇を明確にする事である」
この〇〇の中に当てはまるものを考えてみてもらいたい。〇〇に入るものは、「メンバーの気持ち」、「戦略」など、頭に浮かんだ人もいるだろう。
〇〇に入るものは「組織の使命」である。
なぜ、組織の使命を明確にしなければいけないのか。例えば、営業チームにいた場合、目標として「営業シェア」があがるだろう。しかし、そこには何故そこまでしてシェアにとらないといけないのかという意味は含まれていないのである。数字を追いかけるだけだと、仕事の意味を見失ってしまう。だからこそ組織の使命を示す事が重要なのである。
ここでニトリを例としてあげる。コロナ禍でもニトリ店を開け続け、増収増益を果たした。記者会見の中で、「コロナ禍でもなぜ営業するのか」、そう聞かれた時に会長はこう答えた。
「我々が閉めたら巣篭もりで苦労する方がいる。その人たちのためにも我々は店を開けなければいけない。」と言った。
この話は見方によっては議論が生じるが、これに対してメディアの反論はなかった。それは、ニトリがやるべき使命が明確に示しているからである。
組織の使命なんて自分の仕事には関係ない、と思う人もいるかもしれないが、自分の仕事との繋がりが見つからない人は社会に対して関心が低いかもしれない。社会や身の回りでどんなことに困ってるのか、今一度考えてみると答えが出てくるかもしれない。
ドラッガー氏は、リーダーシップは後天的に身につけられるものと言っている。社会に関心を持ち、あなたの中で困りごとと自分がやるべきことがうまく繋がればチームを牽引する資格は十分ある。
【今日のINPUT元ネタ】
■Voicyチャンネル
1日5分 スキルUPラジオ
伊庭正康/研修トレーナー・ビジネル書著者
■放送タイトル
【ドラッガー名言】リーダーは〇〇を考え抜け■放送日 2021/12/9
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