in & out (いぬとねこのビジネスネタ日記)

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【今日のINPUT No.109】議事録の依頼も悪くない?議事録で鍛えられる能力とは?

【まとめ】

端的にまとめて書く、会議の要点、進め方がわかるなど、議事録を取ることで得られる気づきは多くある。

 

 今回は「議事録」をテーマに話をする。議事録は、社会人で新人の頃に頼まれたり、ファシリテーションを学ぶ際にも触れられるなど、議事録に携わった人は多いのではないか。

 議事録は面倒くさい。そう思う人も多いだろうが、議事録を侮ってはいけない。議事録はその人の総合的な能力を測る仕事でもあるからである。特に新人の頃は頼まれる前提で会議に参加した方が良い。

 一方で、議事録に取り組むことで鍛えられる能力もある。能力が伸びること、他者からの評価にも繋がることを考えると、仕事としては悪くないのではと考えられる。以下に議事録で鍛えられる能力について取り上げていく。


①文章力

 端的に伝える力が鍛えられる。だらだらと長い文章は、伝えたい事が伝わらなくなるので気をつけたい。技法としては以下のポイントがある。

・1文80文字以内で書く

・〜し、〜して、〜ですが、など余計な接続詞を省く

・主語と述語を近くに書いておく


②構造化力

 何の話なのか、全体像や1つ1つのトピックをわかりやすく整理できるようになる。

議題、結論、結論までに至った内容など塊ごとに整理がされているとわかりやすい。


③話のキャッチアップ力

 会議でどんな話をしているのか、専門用語など自分が書くことになれば気になることを他の人に聞くようになる。これによって専門知識も身についていく。


④当事者意識

 議事録には会議の結論や次のアクションを記載する必要がある。会議の中で明確になっていなければ、問いかけることでまとめるきっかけにもなる。


⑤仕事のスピード

 会議が終わって5分後に展開するなど、議事録の送るスピードが早いと周りからも仕事ができる人と見られる。あなたの周りはこういったことを見ているのである。


 議事録とりは、書くスキルや会議の要点、進め方がわかるなど、議事録を取ることで得られる気づきは多くある。自分の総合力を測られる仕事であると共に、自分の能力を上げてくれる仕事である。

 

 

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【今日のINPUT元ネタ】

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■放送タイトル

第649回 『「議事録」で鍛えられる5つの能力人』


■放送日 2021/11/30