【今日のINPUT No.131】 俺が明日からマネージャー?!そんな時に認識すべき事とは?
【まとめ】
プレイヤーとマネジメントの違いを把握し、成果の出し方を変えよう。
今回は『駆け出しマネジャーの成長論』から
プレイヤーとマネジメントの違いについて共有する。
この本には、マネージャーになりたて時に知っておきたいポイントが書かれている。
そもそも、マネジメントとは、
「他者を通じて物事を成し遂げること」
である。
この「他者」の中には、部下や上司を含んめいるが、仕事は自分がアクションすべきものという考えは、プレイヤー目線である。
マネジメント目線は「他者を使うこと」がポイントである。
ここで、マネージャーの仕事を10個紹介する。
●対人関係の仕事
→挨拶、ベクトル合わせ、連絡
●情報関係の仕事
→分析、伝達、宣伝
●意思決定の仕事
→変革、渉外・やりくり、配分、決定
これらは、1人で仕事をする上では意識はしないが、マネジメントになると出てくるものである。
あなたは過去も含めて尊敬できる上司はいるだろうか?
きっとその上司はこれらのことやっていたはずだ。
また、この本では、マネージャーの難しさについても語られていて、マネージャーなりたての時に感じる難しさを、5つの環境変化で紹介している。
・突然化(マネージャーは突然なるもの)
・二重化(プレイヤーとマネジメントの狭間)
・多様化(人種、考えの多様化)
・煩雑化(コンプライアンス)
・若年化(年功序列でなくなった)
昨今は下積みなくマネージャーになるケースもあるので、戸惑う人も多いだろう。
その時は突然やってくるため、学びや覚悟が必要になるのである。
では、このような環境の中で、マネージャーは何をなすべきなのか。
次に紹介するのは、マネージャーが成果を上げるために必要な7つの挑戦課題である。
・部下育成
・目標咀嚼
・政治交渉
・多様な人材活用
・意思決定
・メンバーのマインド維持
・プレマネバランス
これらを克服するとできるマネージャーに一歩近づく事ができる。
また、現時点でマネージャーの人には自身の内省として活用してもらいたい。
あなたは組織の目標を咀嚼し、ポジティブなストーリーで語っているだろうか。
部下の1番の疑問は、何故この仕事が必要なのかである。
色々な気づきをもらえ、駆け出しマネージャーには勇気がもらえる本である。
■紹介書籍
駆け出しマネジャーの成長論 - 7つの挑戦課題を「科学」する
中原 淳 著
【今日のINPUT元ネタ】
■voicyチャンネル
ちょっと差がつくビジネスサプリ
■放送タイトル
第668回 おすすめ書籍『駆け出しマネージャーの成長論』
■放送日
2021/12/22
#Voicy
#マネジメント