【今日のINPUT No.164】強い組織になるためのポイント、凝集性とは?
今回は、チームの凝集性について考えたい。
凝集性とは集団がメンバーを惹きつけて、集団の一員であるように動機づける度合いのことをさす。
凝集性の高さはそれぞれのメンバーの魅力、その間の相互作用、集団の目標や規模などによって決まる。
凝集性が高いほどルールの拘束力が高くなり、共有する目標に対する効果が大きくなる。
凝集性が高いことによる問題も起こる。
その一つであるグループシンクで、合意に至ろうとするプレッシャーから物事を色々な視点から批判的に評価することが欠落してしまうのである。
また、間違った判断や隠蔽などコンプライアンス上問題が起こる可能性がある。
新しく組織に入った人は、まずルールや浸透度、凝集性について確認することが大事。
これまで経験してしたルールと比べておかしいところに対して、自分が率先して批判することも重要である。
望ましいルールを組織に根付かせるためにはまずは自分が率先して批判すること、そして、ベテラン社員に率先してもらうことが大事であ?。
ベテランがやるとその下が真似をし、ルールを実行している部下を褒める。
決してルールは押し付けない。
そのルールがなぜ根付いているのかを議論するのである。
部署ごとに好ましいルールは分かれる。
凝集性が弱い場合はその原因について考えてみてはちかがこう
部署の目標そのものに魅力がない
上司の人としての魅力がない
【今日のINPUT元ネタ】
■Voicyチャンネル
ちょっと差がつくビジネスサプリ
■放送タイトル
第692回 トレンド経営学『チームの凝集性を高める』
■放送日 2021/1/24
#Voicy