【今日のINPUT No.132】 あなたは正しく問題解決出来ていますか?積極的な手法活用のすすめ
【まとめ】
論理的に整理することが、結果としてやり直しを無くすことである。
今回は書籍「問題解決」から問題解決の手法を使うことの必要性について考えたい。
問題解決事態は目新しいことではないが、今の時代だからこそ再認識したい内容である。
昨今の世の中は、想定外の変化が多く、未経験の自体にどう対応できるかが重要である。
ゼロベースで物事を考えることができるか、時代に合った付加価値を生み出すためにも身につけたいスキルである。
例えば、上司からの言われたことにこんなことを考えたりしないだろうか。
「売上をあげてくれ」→広告を出してみる
「チームを活性化してくれ」→チャットツールを導入する
これらが課題に対して導かれたものなら良いが、アイデア先行であれば、ちょっと待ってもらいたい。
このような考えは『HOW思考』と呼ばれるもので、これがエスカレートすると、考えずに言われたことをやってしまったり、成果が出ない時に代替え案を考えられなくなってしまうといった、成果に繋がり難い思考になる。
改めて順序に沿って考える必要性を考えてもらいたい。
この本がわかりやすいのは、架空のメーカーを例して説明しているところである。
問題解決は
where(問題特定)
why(原因特定)
how(対策)
の順序で紹介されるが、結局このように体系的に整理した方が、問題がわからない、原因は本当にそうなのか、対策もそれがベストかなど迷いが生まれ難い。
ストーリーと解決を交互に考えながら読むとより理解が深まるだろう。
じっくり学びたい人への良本である。
■紹介書籍
問題解決――あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術
高田 貴久 岩澤 智之 著
【今日のINPUT元ネタ】
■Voicyチャンネル
ちょっと差がつくビジネスサプリ
■放送タイトル
第669回 おすすめ書籍『問題解決』
■放送日
2021/12/23
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