【今日のINPUT No.159】 組織における“儲かるアイデア”作り方
今回はリクルートで行われている、事例共有を紹介したい。
リクルートといえば、「TTP=徹底的にパクる」が有名であるが、これは外のアイデアだけでなく、内部のアイデアでも行われている。
ベストプラクティスを利用する仕組みがあるからこそ、次々と儲かるアイデアが生まれてくるのだ。
その仕組みとは、全従業員を対象とした事例の閲覧システムと、日常的にナレッジ共有会を行うことである。
事例については、全従業員から一年間の中でのベストプラクティスを募集し、新種生(イノベーティブ)と汎用性(誰でも出来る)で選考される。応募された事例は課題別のデータベースとして誰でも閲覧することができるようになる。
このように成功事例により1年目でも優れたアイデアをパクることができるのである。
また、短期収益にこだわることも重要である。優れたアイデアでも利益が出るのがだいぶ先であれば、優先度は下がる。
どの時点でどのくらいの売り上げが立つのか、黒字が出るのか、短期業績にこだわることがビジネスには必要なのである。
共有する仕組みと短期収益にこだわるからこそ、次々と儲かる仕組みが出てくるのである。
【今日のINPUT元ネタ】
■Voicyチャンネル
1日5分 スキルUPラジオ
伊庭正康/研修トレーナー・ビジネル書著者
■放送タイトル
■放送日
2022/1/19
#Voicy
#伊庭正康