【今日のINPUT No.57】〇〇ができると分析ができる!その超重要スキルとは??
【結論】
数の「比較」、「相関」、「区別」ができると分析ができるようになる。
書籍「三千万語の格差」の内容がまさに分析の話そのものということで、その内容から紹介する。
まず、この本に書かれていることは、親が子供とどう接するかで子供の成長が変わるという話をしている。
子供との接し方のポイントとして、3つのTをあげている。
①tune in
注意と体を子供に向けること。子供が感心を示していることにフォーカスする。
②talk more
子供が興味のあることについて子供と話す。興味がないことだと子供の中に言葉が残らない。
③take turns
子供と交互に会話すること。その際は一方的に話さずに、子供の発言を待つことが大事である。
この3つのことを気をつけていくと、子供は言語能力を獲得していく。
という話がこの本に書かれている。
そして、本題であるが、この本には算数の話がされていて、ここがまるまる株の話に通じるのである。
まず、導入としてだが、子供から何のために算数が必要か?という質問がされる。
その時の回答として、「比較、相関、区別」できるようになるために数を覚えようと説いている。
以下にそれぞれどんな時に使うのかを交えながら紹介する。
「比較」
同業他社との比較し、強みが何かを調べることにより、その企業が今後価格競争に巻き込まれないかどうかを判断する。
分析ツールとしては「銘柄スカウター」というものが使える。例えば特に「財務」指標が良いなど数字的に比較することで判断する。
「相関」
業界の中や、世の中のトレンドなど、近い動きをしているものを探す。何がが変わる時は相場の変化ごあるもの。
ツールとしては「トレーディングビュー」というものがある。
「区別」
分析の種類を分けることをここでは指す。
その企業に影響を与えるのが内部要因か外部要因かに分けることで、今後の業績の成長を予測するのである。
ミクロとマクロ、期間、業種など区別の仕方は色々あるのである。
以上、この3つを意識すると良い分析ができるようになる。
分析も難しい公式や複雑なことを考えてしまいそうだが、意外と分解するとただの足し算引き算になるのである。専門用語に惑わされないでほしい。
この機会に算数、数の概念を意識してみては如何だろうか。
【今日のINPUT元ネタ】
■voicyチャンネル
耳で学ぶ株投資チャンネル
もりぐち@株の投資家
■放送タイトル
分析に必要な3つの超重要スキルとは?
■放送日
2021/10/08