in & out (いぬとねこのビジネスネタ日記)

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【今日のINPUT No.75】心が疲れた時に取るべき方法

【結論】

 ネガティブな感情から目を背けず、受け入れる!

 

 

 今回は心の疲れと癒し方についてお話しするが、もっと詳しく知りたい場合はこちらの書籍を見ていただけると良い。

 

精神科医がすすめる 疲れにくい生き方』

著者 川野泰周


 生きていく上で、疲れと無縁な生活を送ることは不可能である。疲れと上手に付き合うものなのである。

 疲れには大きく2種類、細かくすると3種類ある。体の疲れ、脳の疲れ(心の疲れ、マルチタスクの疲れ)である。

 体の疲れであれば、催眠や休息でとることができるが、脳の疲れは疲れる事を知った上で対応しないとなかなかとれないものである。

脳が疲弊すると、体にも影響が出るので、体をそんなに動かしていないが、何となく疲れるという人は脳が疲れているのかもしれない。

 脳の疲労は、ストレスやマルチタスクをすると起こってくる。特にスマホが出てきてからはマルチタスクが多くなっているが、人間は本来マルチタスクが苦手なのである。脳のキャパシティが限られている中で、無理くり行っているのである。


 以降は疲れの中でも「心の疲れ」についで解説していく。この心の疲れで大事なことは、「ネガティブな感情との付き合い方」である。

 大抵の人はネガティブな感情とは向き合わない方がいいのではと勘違いしているが、本来は受け入れることが大事である。しかも、とことん目の前のものと向き合うことが大事である。

 泣きたい時は泣けばいい、悲しい思いをしたら、自分は今悲しいといつことを認識して、人に話を聞いてもらうなど行動に移せば良い。「しのぶ」ということはここでは逆効果なのだ。

 人間の感情には自我機能というものがあり、生まれてから30歳くらいで完成すると言われている。この自我機能の中核が理性である。なかなか自分の感情と向き合えないという人もいるだろう。それは理性が発揮されると感情に素直に慣れないということが起きるからである。


 以上のことを踏まえて、対処法としては「理性を外す」という事を意識して、感情を言葉や行動にしてみることである。

 行動の対処法として、『インターベンション・ブレスレット』というものがある。

感情に気づいた時に、普段とらない行動、ここでは腕時計や指輪、ブレスレットなど、普段身につけているもの反対側に付け替えることである。普段やらない動作と不安に感じている状況を紐づける事で意識化されるのである。

 

 

#ネガティブ

#疲れ

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【今日のINPUT元ネタ】

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■放送タイトル

「疲れ」は3種類ある|精神科医がすすめる 疲れにくい生き方


■放送日 2021/10/18