【今日のINPUT No.76】あなたのビジネスは独りよがりになっていないか?
【結論】
ニーズとウォンツは違う。顧客のベネフィットを理解せよ。
今回は「ニーズ」と「ウォンツ」の違いについてお話をする。この2つの用語はマーケティングやビジネス系の話にならないと普段は耳にしない言葉である。
簡単にこの2つの言葉を説明すると、
「ニーズ」は必要としているもの
「ウォンツ」は欲しいと思うのもの
お客様の希望に応えるのが「ニーズ」で、世の中で必要なものが不足していることを指す。対して、「ウォンツ」は判断材料の+αのことである。
例えば「パンを焼く」シーンで説明すると、パンを焼くためには「焼くもの」が必要で、トースターが必要になる。これがニーズである。最近は高いトースターも多いが、ふっくら焼けるなどの機能はウォンツになるのである。どちらも「焼く」ことができる機能に変わりはない。
時代の変化と共に「ウォンツ」は変わってきていて、今は多様化されている。これは食の変化や人の価値観が変わってきているからである。「ウォンツ」は年齢、性別、場所、時代など状況で変わるのである。
だからこそ顧客のベネッフィットを考えなければいけない。お客様はそれを購入して得られる未来を買っているのである。
ニーズは市場規模、需要に関わるので比較的分かりやすいが、ウォンツは顧客の求める価値に着目しないとわからないのである。だからこそ各社顧客をヒアリングし、自社の差別化がどこにあるのかを考えるのである。
#KYOKO先生
#顧客ニーズ
【今日のINPUT元ネタ】
■voicyチャンネル
KYOKO先生の耳学ラジオ
KYOKO
■放送タイトル
#308【マーケティング基礎講座】ニーズとウォンツの違い
■放送日 2021/10/27